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「慟哭の谷」へ  苫前町 三毛別訪問記 その2 [オホーツク暮らし]


 小説に惹かれてきた「羆嵐」の舞台は、相当な奥地にありました。

 調べてみるとここは事件の再現地であり、実際に事件が発生した場所はさらに数百メートル奥だということです。それにしても今から100年ほど前に、この地に開拓に入った人たちの苦労はどれほどのものであったか。私には想像もつきません。
 入植した開拓者たちは、入植順に便利で平坦な土地が与えられ、後になるほど不便な土地を割り与えられたといいますが、現在でさえ不便なこの場所では、開墾もままならなかったでしょうし、作物の栽培なども無理だったでしょうね。

 薄暗く、なんとなく気が重くなる場所。そこに事件の再現家屋がありました。
 
73 現場2.JPG

 壁は藁で無きに等しく、床も土間と板張りの床だけで、雪は少々しのげても、寒さをしのぐことはできなかったでしょう。

 77 現場6.JPG

 三毛別羆事件では、最初に襲われた2名の通夜に集まった家をヒグマが襲い、5名が犠牲なったのですが、こういった構造の民家では羆の来襲から人を守ることはできないでしょうね。ヒグマが通夜の席を襲った時、逃げ惑う人の中には屋根の梁に取り付いて難を逃れたと書いてあったので、もう少し大きな家かと思いましたが、自分の想像とはずいぶん違っていたことに驚きました。

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「慟哭の谷」へ  苫前町 三毛別訪問記 その1 [オホーツク暮らし]

 北海道は野生動物の宝庫で、少し町を離れれば様々な動物たちの姿を見ることができます。

 フクロウ、オジロワシなどの猛禽類や、キタキツネやエゾリス、ナキウサギなどの小動物たち。しかし、あまり遭遇したくない動物もいて、その代表格はなんといってもヒグマでしょう。

 基本的に雑食性な動物で、野生動物ゆえに人間との関わり合いを避けて生活しているヒグマですが、何かの拍子に人を食料として認識してしまう場合があり、それによって人間が襲われる、いわゆる獣害が発生する場合があります。

 大正年間に発生した開拓農家の住民が被害に遭った「石狩沼田幌新事件」や、昭和40年代に発生した大学のワンダーフォーゲル部に所属する学生が日高山脈を縦走する際に襲われた事件など、過去にいくつもの獣害事件がありましたが、日本史上最大といわれる獣害事件が「三毛別羆事件」です。

 この事件は、作家の吉村昭さんが「羆嵐」という小説を書き、その後ドラマ化もされたようで、三毛別の名前は知らなくても、ご存知の方もあるかもしれません。

 私は、この事件のことは詳しく知らなかったのですが、当時住んでいた町の図書館で偶然この小説を読み、続いて木村盛武さんが書いた事件のドキュメンタリーである 『慟哭の谷』を読んで、事件の凄まじさを知りました。

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 事件は1915年(大正4年)12月に起こり、地区の住民8名が犠牲(うち1名は事故後2ヵ月後に亡くなったため、7名が犠牲者だとするものもあります)となりました。
 人々を襲ったヒグマは、「穴持たず」と呼ばれる冬眠し損ねた個体で、それゆえに凶暴かつ食欲旺盛だったためにこのような事件になったようです。
 実に悲惨な事件でありましたが、その反面、不謹慎ながらその場所を訪れてみたいという気持ちにも駆られました。
 しかし、その場所はその当時住んでいた町からはあまりにも遠かったため、訪れることは叶いませんでした。

 札幌に転勤となり、書店に行くと「慟哭の谷」が文庫化されているのを見つけ、改めて読み直す機会があって、また現地を訪れる思いが高まりました。札幌から苫前まではさほど距離はありません。ちょうど苫前方面に行く別の用事もあったため、今回訪れてみることにしました。

 改めて地図を広げてその場所を探してみると、その場所は日本海沿岸から内陸に入った古丹別という集落からさらに20キロほど山に入ったところのようでした。
 三毛別(さんけべつ)という地名は確認できず、現在の地名は「三渓」となっていました。

 前夜に札幌を発って途中で仮眠し、古丹別に着いたのは午前7時ごろ。ここからその場所を目指します。

 途中には事件発生地への案内看板があり、道が間違っていないことを確認、さらに進むのですが、沿道には「ベアーロード」という可愛いクマのイラスト入りの看板が出ています。


 日本史上最大の獣害事件発生地への道がベアーロードとは洒落にもならない気がするのですが、この事件を観光資源のひとつにしようという町の考えなのかもしれません。

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 むしろ、こちらの看板のほうが、それっぽい(笑)。

 68 ベアロード4.JPG

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海上保安庁巡視船の体験乗船 in 根室港祭り  その3 [オホーツク暮らし]

海上保安庁の巡視船「てしお」の体験乗船も、終盤になってきました。

テロリストの確保(笑)訓練が終わった後、再び複合艇がやってきました。

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向かう先は…と見ると、その先に溺れている(笑)人がいました。

複合艇はその人のもとに急行しました。

088 救助訓練2.jpg

まずは、浮き輪を投げて確保。

089 救助訓練3.jpg

そして船上に引き上げて、無事に救出完了となりました。

090 救助訓練4.jpg

最後は笑顔で退場(笑)。

091 救助訓練5.jpg

これで、模擬訓練は終了し、最後のイベントになりました。

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海上保安庁巡視船の体験乗船 in 根室港祭り  その2 [オホーツク暮らし]

海上保安庁の巡視船「てしお」が外洋に出てしばらくすると、アナウンスがありました。

最初の言葉は風に流れて聴き取れなかったのですが、解説によると「てしお」に艦隊の司令官が乗っているので、各艦艇が指揮官に向かって敬礼するセレモニーだそうで、後で調べてみると「答舷礼」と言うようです。

アナウンスの後、前方右手から三隻の艦船が近づいてきました。

057 艦隊.jpg

最初に来たのが、巡視艇「くなしり」。

甲板には乗組員が並び、挙手の礼をしています。

058 くなしり.jpg

続いてきたのが「くなしり」よりも小型の巡視船「さろま」。

059 さろま.jpg

最後尾は巡視「艇」である「きたぐも」でした。

060 きたぐも.jpg

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海上保安庁巡視船の体験乗船 in 根室港祭り  その1 [オホーツク暮らし]


先月の話です。

7月14・15の2日間、根室市で港祭りが開催されました。

初日の目玉(笑)は、千人踊りで2日目は花火大会だということで、いつもは動物と鉄道風景撮影専門(笑)の私ではありますが、まあたまには祭りでも取材してみようかということで、行ってきました。

初日の千人踊りは午後6時スタートということだったので、それに合わせて現地着。

暮れなずむ街路で、静かに始まり静かに終わった(笑)千人踊りを撮影しました。

051 千人踊り.jpg

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この後、先日ご報告した「泰翔餃子工房」で餃子&ビールを堪能したために久々の車中泊となりました。

翌日。

この日の目的は花火大会でしたが、当然のことながら始まるのは夜。

それまでの時間つぶしで、野鳥撮影をして過ごしていましたが、それにも限界がありました。

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みたびの四角い太陽 その2 [オホーツク暮らし]


本別海漁港での撮影は続きます。

この日は、三脚に望遠レンズを取り付けたカメラとビデをカメラをセットして、日の出から撮影を続けていました。

051 カメラ.JPG

顔を出した太陽は、三角形に変形しながらゆっくり上ってゆきます。

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写真に撮ってみると、太陽の色は一様ではなく、黄色から赤へのグラデーションになっています。

理由はよく分かりませんが、水平線近くにいくつもの温度の違う空気の層があって、それによって光の屈折が変わるためではないでしょうか。

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四角い太陽ふたたび その2 [オホーツク暮らし]

様々な要素が重なったときに見ることができる、四角い太陽。

その魅力にとりつかれ、10年以上通い続けている人もいるそうです。

その人たちも、見ることが叶うのはひと冬に数回だといいます。

地元に住んでいるので、「通い」の人に比べると、はるかに有利なはずですが、水平線が見える場所以外では観測が難しいので、まずは「その場所」まで行かなくてはなりません。

日の出に見えることが多いので、早起きが必要になるのは当たり前ですが、諸条件が整って実際に見えるかどうかは行って見なけりゃ分からない(爆)。

そうなると、地味な通勤(笑)が必要となります。しかも、当てのない通勤(爆)。

私の周りの人たちに、四角い太陽を見たことがあるかを聞いたのですが、実際に見た人はほとんどいません。

珍しい現象であることは理解していても、いつ会えるとも分からないものに何日も通うほどのことはない、というのがほとんど人の考えなのでしょう。

まあ、それはある意味理解できますが。

しかし、私は違う(笑)!

もう一度見たいの一年で、本別海への通勤を続けてきたのです。

さて、この朝の首尾は…。

019 日の出.JPG


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四角い太陽ふたたび その1 [オホーツク暮らし]


北海道の最東端に近い町に住んで初めての冬も、そろそろ終わりが見えてきたような気がします。

とは言え、まだ最低気温はマイナス10度前後。立派な冬(笑)ですが。

この冬、待ちわびていたのが四角い太陽の出現です。

厳冬の季節に見ることができるという、幻想的な風景を一目見たいものだと思っていました。

日の出が見えそうな朝は、近くの港へ通い、上る朝日の形を見ながら嘆息する毎日。

しかし、通い続けた甲斐があって、今年の1月中旬に初めてその姿を見ることができました。

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1月12日撮影

その後も通い続けたのですが、そう簡単には、「二度目」はありませんでした。

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ご心配おかけしました! [オホーツク暮らし]


昨夜、北海道日高中部を震源地とする地震がありました。

当地は、気象庁の発表によると震度5マイナス。

携帯の地震警報が鳴ったすぐ後、比較的長い横揺れが続きました。

家の本棚からは書籍やDVDが落下したものの、それ以外は問題なし。

その後職場に行って、設備などの影響を確認しましたが、被害はなく、スタッフやご家族も無事で、ひと安心しました。

大きな地震ということで、いろいろな方々から連絡をいただきましたが、こちらは大丈夫です。

お気遣い、ありがとうございました!

まずは、ご報告と御礼まで。


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グリーンフラッシュを見た夕暮れ [オホーツク暮らし]


グリーンフラッシュという言葉を知ったのは、つい最近のことです。

図書館で借りた太陽にまつわる様々な自然現象にまつわる写真が掲載されている本の中に、紹介されていたのです。

その本によると、日の出あるいは日の入りなど、太陽の高度が低くなるときに水平線近くの大気の揺らぎによって光が屈折し、光の要素のうち普段は見えない緑色が見えるという、分かったような分からないような(笑)説明でした。

この現象は日の出日の入りの瞬間がはっきり見えるような条件(日の出や日の入りが水平線上に見えること、水平線がクリアに見えること等々)であることが必須なので、実際に見えるチャンスは少ないようです。

そういった意味では、以前ご紹介した四角い太陽にも似ている部分もありますが、このグリーンフラッシュは極く短い時間だけ見える現象のようで、さらにハードルが高いもののようです。

そうなると、その現象を見るためには、かなりの努力と運が必要となってきそうで、正直そこまでしたくはないな、というのが正直な気持ちでした。

ところが、思いがけなく、そのグリーンフラッシュを見る機会が訪れたのです。

場所は、根室市の落石。

岬近くにある高台が私の鉄道写真の定点撮影地(笑)で、この日も、海岸段丘の上を通過するキハ54と三里浜の風景を絡めた写真を撮ろうと思っていました。

3時分ごろに通過した根室行き普通列車は、キハ54のボディに光が映え、ギラリ的(笑)仕上がりになりました。

1032.JPG

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