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隧道マーケットへの旅 その5 まさかの怪異現象?? [廃墟探訪]

 ウェーダーを付けて、水に使った隧道マーケットの中を進みます。

 41 マーケット奥2.JPG

 水位は進むにつれて深くなりましたが、結局膝上まで水が溜まっていました。長靴では微妙に足りない(笑)水位で、ウェーダーをもってきて正解でしたね。

 トンネルはしばらく行くと、左カーブで曲がっていました。

 42 マーケット奥3.JPG


 カーブを抜けると、トンネルはその先で終わりになっていました。

 43 マーケット奥4.JPG

トンネルの端は入口と同様にアーチ状になっていたのでしょうが、土砂が崩れてほとんどが塞がれていました。反対側も道路から見えていたはずですが、この様な状態では見つけられなかったでしょうね。

 トンネルの終点も確認できたので、入口に引き返すことにしました。装備してきたヘッドライトの光量はなかなかのもので、写真撮影するときにもストロボはほとんど必要ないほどです。ううむ、最新鋭のLEDライト恐るべし(笑)。

 水没した区画は当たり前ですが劣化が著しく、もとの商店の姿が見えてこないものがほとんどでした。

 44 マーケット奥5.JPG
 45 マーケット奥6.JPG
 50 マーケット奥8.JPG

 これは「島貫商店」という看板は読めるものの、果たして何屋さんだったのか…。

 46 マーケット奥7.JPG

 トタン板で塞がれた区画もありましたが、そのトタン板には何枚かの紙が貼ってありました。インクの色が褪せて読みづらくなっていますが、よく見ると、炭鉱の閉山反対を訴える言葉が並んでいました。

 47 貼り紙1.JPG

 48 貼り紙2.JPG

 閉山反対を叫ぶ人たちの声も空しく、政府のエネルギー政策の転換を受けて、昭和40年代半ばに多くの炭鉱が閉山に追い込まれたのですが、この炭鉱も、1969年(昭和44年)に閉山されています。

 さて、ヘッドライトの照らす光の中で、少々物思いにふけっていると、遠くのほうから微かに人の声が聞こえてきました。

 直接人が話すような声ではなく、ラジオから聞こえるようなくぐもった声ですが、少々鳥肌が立ちました。

 時刻は午前9時半頃なので、幽霊の可能性はきわめて低い(笑)でしょうが、それにしても怖い。何が怖いって、幽霊ならともかく、トンネルの出口を誰かに塞がれ、それが「変な人」だったら…。それは相当怖いでしょう。リアルな恐怖(笑)。少しの間、私は動きを止めて自ら出す音を抑え、じっと耳を澄ませました。

 しばらく耳を澄ませていると、その「声」はどうやらトンネルの外を流れる川の流れの音が、トンネル内で反響したものであることが分かってきました。

 もしこれが夜で暗い中であれば、心霊現象的なものと考えた可能性もあります。廃墟の心霊話には、こういった人の恐怖が生み出す空耳などのある種の勘違いが多く含まれているように思います。

 …そう思っておこう(笑)。

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